ヘッドレスCMSとは
記事などの中身を書く場所と、見た目を表示する場所を、あえて分けておく仕組み。
定義
記事の管理画面(中身を書く場所)と、実際にホームページを表示する部分を切り離した仕組みの記事管理システム(CMS)。CMSとは「Contents Management System」の略で、専門知識がなくても記事や写真を更新できるようにする管理システムのこと。普通のCMSは「中身」と「見た目」がセットになっているが、ヘッドレスCMSはその2つをあえて切り離し、中身だけを管理する。
なぜ必要か
分けておくことで、見た目のデザインを自由に作り直しても、中身の記事はそのまま使い続けられる。普通のCMSは中身と見た目が一体になっているため、デザインを変えたいときに管理画面ごと作り直しが必要になりやすい。ヘッドレスCMSなら、中身のデータはそのままに、見た目だけを何度でも自由に作り直せるのがメリット。
現場での使い方
イメージしやすいたとえとして、レストランで考えてみる。普通のCMSは、「メニューの中身(料理の内容)」と「店内の内装・盛り付け」が1つの厨房にセットになっているようなもので、内装を変えたいときも同じ厨房ごと手を加える必要がある。一方ヘッドレスCMSは、「メニューの中身」を管理する厨房と、「店内の内装・盛り付け」を担当するお店を分けて考えるイメージ。中身のレシピ(記事データ)はそのままに、内装(見た目のデザイン)だけを別のお店で自由に作り直せる。 実際の運用では、ホームページとは別に記事の管理画面を用意し、そこで書いた内容を、ホームページ側のプログラムが取りに行って表示する、という仕組みで運用する。
よくある失敗
仕組みの自由度が高い分、最初の設計をきちんとしないと、後から表示の仕方に困ることがある。
AIで活用する方法
どんな項目(タイトル・日付・本文など)を管理画面に用意すべきかの設計案をAIに考えさせる。
実例
世の中の例
多くのニュースメディアは、記事の管理画面とホームページの表示部分を分けるヘッドレスCMSを採用し、デザインの刷新と記事管理を別々に進められるようにしている。
FREEBEでの実例
FREEBEのコーポレートサイトでは、News・NoteページをMarkdownファイルで管理する仕組みを採用している。